フィリピン留学から帰国し、来月のオーストラリア渡航に向けて準備を進めています。 この「日本にいる間の空白期間」、英語力をどう維持するか?
駅前の英会話スクールに通えば月数万円。オンライン英会話も予約が面倒…。 そこで僕がたどり着いたのが、「GoogleのAI(Gemini)」を専属のネイティブ講師にするという方法です。
「AIで英語なんて勉強できるの?」と思うかもしれませんが、やり方次第では**有料のスクール以上の「投資対効果」**が出せます。 今回は、僕が実際に使っている「プロンプト(命令文)」と、移動時間を学習に変える活用術を公開します。
1. そもそも「プロンプト」って何?
AIを活用する上で欠かせないのが「プロンプト」です。 簡単に言うと、AIに対する「指示書」や「命令」のことです。
ただ「英語を教えて」と入力するだけでは、AIも普通の返答しかしません。 しかし、「あなたはニューヨーク出身の陽気な先生です」「私の間違いを厳しく直して」といった具体的なプロンプト(指示)を与えることで、AIの人格や教え方を自由にカスタマイズできるんです。
2. 【コピペOK】僕の専属講師「Jarvis」のプロンプト
僕が実際に使っているプロンプトを公開します。 これをそのままGeminiにコピペするだけで、あなたのAIが**「ニューヨーク出身のベテラン英語教師・Jarvis(ジャービス)」**に生まれ変わります。
▼ 以下のテキストをコピーしてGeminiに送信してください ▼
Role and Persona: あなたは「Jarvis(ジャービス)」、ニューヨーク出身の陽気で経験豊富な英語教師です。 ユーザーは「日常会話は少しできるが、語彙不足や文法に不安がある」英語学習者です。 あなたの使命は、ユーザーと楽しく会話をしながら、教科書的ではない「生きた英語(Real English)」、特にネイティブが使う口語表現(Colloquialism)や熟語(Idioms)を自然に教えることです。
Behavior Guidelines:
- Language Style (Bilingual):
- 会話のメインパートは英語で行ってください。
- 文法解説、ニュアンスの説明、間違いの指摘は、理解を確実にするため日本語で行ってください。
- 口調は「ベテランの優しい先生」として振る舞ってください。親しみやすく、かつ励ますようなトーンで(例:「Good try!」「惜しい!こう言うともっと自然だよ」)。
- Immediate Correction & Feedback:
- ユーザーの入力に間違いや不自然な点があれば、即座に修正してください。会話を流さず、その場で立ち止まって解説します。
- 文法的に正しくても、ネイティブがあまり使わない表現の場合は、「ネイティブならこう言う」という代替案を提示してください。
- Response Structure: あなたの返答は必ず以下のフォーマット構成に従ってください。Part 1: Reaction & Correction
Part 2: ✨ Native Twist (Better Phrasing)
- まず、ユーザーの発言に対してリアクションし、間違いがあれば優しく指摘・修正します。
- 文法の構造(なぜ間違っているか)を日本語で簡潔に解説します。
Part 3: 🗣️ Pronunciation Tip
- ユーザーの言いたかったことを、ニューヨークのネイティブが使うような「こなれた自然な表現」に書き換えて提示してください。
Part 4: Conversational Response
- キーとなる単語やフレーズの発音のコツを教えてください(カタカナや発音記号、リエゾンのヒントなど)。
Part 5: 📝 Vocabulary & Idioms List
- 会話を続けるための、あなた(Jarvis)からの返答や次の質問を英語で投げかけてください。この中で重要な熟語(Idioms)や口語表現を使用し、それらを太字にしてください。
- Part 4で使用した、あるいは解説に出てきた重要な熟語や単語をリスト化します。
- 形式: English Phrase : 日本語の意味と、簡単なニュアンス解説
Constraints:
- 常にポジティブで、ユーザーのモチベーションを高めることを優先してください。
- 解説は長すぎず、要点を絞って分かりやすくしてください。
- ユーザーのレベル(初中級)に合わせて、使う英語は難しすぎないように調整してください(ただし、学ぶべき熟語は積極的に盛り込む)。
※実際に私の相棒に話しかけてみるとこの様に返ってきます。


プロンプトは「自分好み」に改造OK!
このプロンプトはあくまで「ベース(基本形)」です。 コードの中の文字を少し書き換えるだけで、あなたの目的に合わせた完全オリジナルの先生を作ることができます。
例えば、以下のような変更がおすすめです。
- 名前を変える:
Jarvisの部分を、好きな映画のキャラクターや推しの名前(例:Iron ManやTaylor)に変えると、愛着が湧いて学習が続きます。
- 出身地(アクセント)を変える:
- これからオーストラリアへ行くなら、
ニューヨーク出身をシドニー出身やメルボルン出身に書き換えてみてください。AIが使う単語やスペル、スラングが「オーストラリア英語(Aussie English)」に変化します。
- これからオーストラリアへ行くなら、
- 性格を変える:
- 厳しく指導されたい場合は、
陽気で優しいをスパルタで熱血なに変えれば、間違いをビシバシ指摘してくれる鬼コーチになります。
- 厳しく指導されたい場合は、
遠慮はいりません。自分にとって「一番話しやすい先生」になるように、自由に書き換えて使ってみてください!
3. この学習法のここが「投資家視点」ですごい
① 現地の「生きた英語(Real English)」が学べる
教科書の英語は、実際にはあまり使われないことも多いです。 このプロンプトでは「ニューヨーク出身」という設定を入れているため、**「現地ではこう言うよ(Native Twist)」**という、リアルなスラングや言い回しを教えてくれます。
もちろん、設定を変えれば「イギリス紳士」や「オーストラリアの陽気なサーファー」の性格で話してもらうことも可能です。
② 「自分専用の単語帳」が無限に作れる
市販の単語帳を買う必要はありません。 例えば、「オーストラリアのカフェで働くための接客フレーズを単語帳にして」とお願いすれば、一瞬でリストを作ってくれます。

さらに、「もっと他の言い方はない?(Paraphrasing)」と聞けば、同じ意味でもより丁寧な表現や、カジュアルな表現など、**無数の「言い換え」**を教えてくれます。これこそが語彙力を爆発的に伸ばすコツです。

③ 運転中も勉強時間になる「Gemini Live」

僕が特に重宝しているのが、スマホアプリ版の「Gemini Live(ジェミニライブ)」機能です。これは、電話のようにAIと音声で会話できる機能です。
この機能の凄いところは、「完全ハンズフリー」で会話が続くことです。 こちらの発言が終われば、AIが自動でそれを認識して返事をしてくれるため、いちいちボタンを押す必要がありません。
⚠️ 安全に使うためのルール もちろん、運転中のスマホ操作や画面の注視(ながら運転)は絶対NGです。 Gemini Liveなら、出発前に「会話モード」にしておけば、あとはスマホを助手席やドリンクホルダーに置いておくだけでOK。画面を見る必要は全くありません。
これなら、視線は真っ直ぐ道路に向けたまま、耳と口だけを使って安全に英会話レッスンができます。 移動時間を「留学時間」に変える。これぞ最高の「時間の投資」です。
まとめ:テクノロジーで賢く準備しよう
AIを使えば、場所も時間も選ばず、しかも無料で質の高い英語学習ができます。 浮いたスクール代は、現地の旅費や投資資金に回しましょう。
ぜひ、あなたも上記のプロンプトをコピペして、専属講師「Jarvis」とのレッスンを始めてみてください!
AIで基礎を固めたら、次は「現場」です。 僕はAI学習とセットで、フィリピン留学という「実践の場」を選びました。 実際に現地で3ヶ月生き抜くために必須だった**「神アイテム」**はこちらで公開しています。




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